【和菓子づくり体験】5歳と11歳の個性が光る!親子で楽しむ生菓子づくり

子どもとお出かけ
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和菓子って、見てるだけで幸せになりませんか?

職人技が光る美しい形。ほのかに透けるあんこの色。上品なのに、なぜか親しみがある。

そんな「目で味わう和の世界」を、今回は作る側として体験してきました。
──そう、「和菓子づくり体験」です!

カラフルな餡が並ぶ、わくわくの体験スタート!

10月は金沢食文化月間。
金沢市主催の「和菓子(上生菓子)づくり」体験に参加してきました。

参加費はなんと500円(2人分・1人2個作成・持ち帰りOK)!

和菓子屋さんで体験すると1,800円くらい(1人・4個持ち帰りの場合)するので、
かなりおトクです。こういう自治体イベント、侮れません!

会場に到着すると、すでにカラフルな餡は職人さんが用意してくださっていて、
娘たちは“形づくり”から挑戦です。
これなら小さな子どもでも楽しめそう。

作るのは、秋のお花「りんどう」と、ハロウィンの「かぼちゃ🎃」の練り切りです。

和菓子職人の先生から作り方を教わり、いよいよ体験のスタートです!


◆11歳娘:職人気質。「お手本に忠実」こそ美

上の娘は11歳。いわゆる「正解を探す年頃」である。

先生が示したお手本を前に、真剣なまなざし。
ヘラの角度、指の添え方、丸める回数まで、ひとつひとつ確認していました。

「中のあんこが見えなくなるまで包まないと」
「この線、もう少し深く入れた方がいいかな?」

と、もはや“見習い職人”モード。

ところが思った以上に難しく
モタモタしていると餡は手にぴったり張り付き。
ヘラ使いも角度、深さ等、なかなか思い通りには行かない様子。

職人さんが何気なくやっているあの動き、実は神技だったのだと痛感しました。

それでも仕上がった和菓子はなかなかの出来栄え!
スタッフさんにも「上手!」と褒められて、満足げな表情を浮かべておりました。


◆5歳娘:自由演技。「これは・・・お花?」

一方、下の娘(5歳)。こちらは“芸術肌”である。

お姉ちゃんが黙々と職人モードに入っている間、
小さな指で紫の餡をむにゅっ。ヘラで無数の線をぐにゅぐにゅっ!

気づけば、りんどうと言うよりはーーーガーベラ?
花びらが予想外の方向へ無数に形成されていました。

それでも本人は満足そう。
仕上げた和菓子をその場でパクっと食べそうになり、
「家で食べるよ!!」とあわてて制止。
自由演技の勢い、恐るべし!!


◆プロの餡の味わいに、お抹茶が欲しくなる

体験終了後、自宅でお披露目会。

並べてみると、同じ材料とは思えないほど個性が爆発していました。

・11歳娘の作品 → 売り物レベル?(←ハイ、親バカ発言💦)
・5歳娘の作品 → 現代アート

けれど、口に入れた瞬間、2人とも声をそろえてーーー

「おいしい〜〜~!!」

そう、見た目は違えど、プロの餡の力は絶大。
上品な甘さとしっとりした口どけに、思わず「お抹茶ください」と言いたくなりました。


◆ぜひ体験してほしい、和菓子づくりの魅力

今回の和菓子作り体験を通して感じたのは、
年齢に関係なく、それぞれの楽しみ方ができるということ。

心配していた5歳児でもOK。
きっちり作りたい子も、自由に作りたい子も、どちらも楽しめる懐の深さが和菓子づくりにはあります。

子どもたちは集中力を発揮し、大人も一緒に“無心”になれる。
和菓子づくりは、ちょっとした「親子のデジタルデトックス」にもなりました。



◆まとめ:和菓子づくり体験で「作る時間」と「本物の味」を味わおう!

和菓子づくり体験は、日本の伝統文化に触れながら、
親子で一緒に手を動かし、自分だけの作品を作れるのが大きな魅力。

普段の生活では見られない、
子どもたちの真剣な表情や創造力を発見できる貴重な機会になりました。

もし「和菓子作り体験」を見つけたら、ぜひ参加してみてください!
形はバラバラでも、美味しさは保証付き。 それも和菓子づくり体験の魅力です。

楽しくて、美味しくて、学びもある。
そんな甘くて濃~い思い出ができますよ!

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