春休み、娘1号(10歳)の気の抜けようがとどまるところを知らない。
帰宅すると、私が家を出た時と同じ格好でテレビを見ているではないか!!!
はたして今日動いたのか!?!?
このままでは床ずれができる予感。母は考えた。どうやって娘1号を動かそうか・・・?
仕方ない、娘の愛してやまないゲームをエサにするしかない。
娘1号との協議の上(ほぼ母による強制執行だが…)以下に決定。
・動かないと翌日のゲーム使用可能時間をゼロとする。
・動いたかどうかはスマートウオッチのデータで判断する。
・1日1万歩、かつ縄跳び1000回すること。
かくして娘のスマートウオッチ生活がスタートした。
スタートしたのに!
また私が家を出た時と同じ格好でテレビを見ているではないか!!!

かあ
またゴロゴロして!明日のゲーム時間ないよ!?!?
母、脊髄反射でキレる。
娘、勝ち誇ったように振り返りスマートウオッチを提示。

かあ
1万歩達成、縄跳び1100回飛んだ。
見事、明日のゲーム権1時間をゲット。
娘1号、翌朝、筋肉痛でロボコップのような動きになるも記録達成は継続している。
ゲームのためなら生活も変えるのか。
一方で、母、ゲームの権利やらスマートウオッチのデータやら、
まるで孫悟空の頭の輪のように娘を支配していいのだろうか?とも悩む。
しかし、母は娘に運動してほしいのだ。健康習慣のために。未来の骨密度のために。
明日は一緒に縄跳びしようかな。