寝る前、夫が娘2号(4歳)に言った。
「チョーシンくんが12のところに行くよ!もうすぐ9時!」
チョーシン??なんだそれ??と思ったら、この絵本の主人公、時計の長針(チョーシン)くんのことだった。
読んでみると、時計に興味を持ってきた4歳にもってこいの絵本ではないか!
チョーシンくんのだいぼうけん あらすじ
ほいくえんに通うはるこちゃんの家の時計の長針、チョーシンくんは、考えることがことが得意。
いろいろ考えて短針のタンシンさんや秒針のビョーシンくんの真似をするも「せいかくな時計が違う動きをしてはだめ!」と怒られてばかり。
ある日、「時計の針なんてやめて、違うものになろう!」と家を飛び出し、街で様々なものに挑戦する。しかし、どれも楽しくない。
たどりついたのは、はるこちゃんの保育園。子どもたちが時計の読み方を習っていた。チョーシンくんは自分の大切な役割に気づく。それは、ゆっくりと、でも止まらずに時を刻み、みんなの役に立つこと。
自分の役割を見つけたチョーシンくんは、再び時計に戻り、誇りを持って時を刻み始める。タンシンくん、ビョーシンくんと一緒に。
時計に興味を持ってくる年頃にぴったり
この絵本、長針・短針・秒針を擬人化することで、時計がぐっと身近に感じられる。
チョーシンさんが、6のところに行くまでね!
タンシンさんが9になるよ!9時だから寝る準備しないと!
時計の見方、長針・短針・秒針の動きをなんとな~く理解できてくるのだ。
〇時〇分と読めると、娘2号もなんだか誇らしげ。
時計の擬人化を利用して娘をコントロール?
チョーシンさん、タンシンさんの活躍をいいことに、母、娘2号をコントロールしようと試みる。
「6までって言ったこと、チョーシンさんも見ているよ~(ニヤリ)」
「9になってるのに歯磨きしていないの、タンシンさんも見てるんじゃない?」
しばらくはこの手が使えそう、とニヤリ。
しかし、実際に時計に監視されている世界だったら・・・まるでSFのようで恐ろしい。
やりすぎはやめようと反省するのであった。
「チョーシンくんのだいぼうけん」時計と友達になれる絵本、ぜひお試しを!