※この記事は「コロナ闘病記①・➁」からの続編です。
まだ読んでいない方はこちらからどうぞ👇
👉 【2025.10】コロナ闘病記① ちょっと寒気?は、気のせいじゃなかった!!!
👉 【2025.10】コロナ闘病記➁熱下がった!と思ったら腰が激痛!?体温乱高下と終わらぬ倦怠感
10月6日夜、コロナ陽性が判明。
高熱・頭痛・腰痛・倦怠感・のどの痛みにヤラれながらも、少しずつ回復の兆しが見え始めた。
そして迎えた10月9日、発症から3日目の朝――。
治療方針変更:「心身の望むがまま体を休めよ」
目覚める。と、同時に眠い。
体が布団から離れない。
きっとおなかが空いている。でも何も食べたくない。
食べないと元気が出ないはず、でも何も食べたくない。
矛盾の沼に沈んでいく。
「こ、これは・・・うつ症状!?」
体温を計れば37.5℃。熱は、落ち着いている。
昨日は「寝すぎる→腰痛悪化」を恐れ、起床したままブログを書き続けた結果、39℃の再燃という悲劇に見舞われた。
反省した私は、治療方針を大胆に変更。
「腰痛上等!!心身の望むがまま体を休めよ!!」
これが人として正しい判断だろう。
夫は濃厚接触者でお休み中。娘の世話も家事もぜ~んぶお任せできる。
気になっていた家事(パンくずだらけの床掃除など)も任せよう・・・と、
やってほしいことリストを作ろうとして・・・寝落ち。
牛カルビ焼肉の衝撃
ブーンブーン。
スマホが鳴って目覚めた。
夫:「今、スーパー。なんか欲しいものある?」
私:「・・・りんご。」
無性に、りんごが食べたかった。りんごだけ、食べれそうな気がした。
写メで相談しつつ、夫と「どのりんごが一番うまそうか」討論。
さらに、その写真の片隅にみかんを発見。すかさず追加注文。
シャキシャキのりんご(秋映)🍎、甘酸っぱいみかん(早味かん)🍊
きっと、ヒリつく喉を爽やかな味が癒してくれることだろう。
想像していたらまた電話が鳴る。
夫:「お昼どうする~?牛カルビ焼肉、安いよ~!」
え?ヤキニク?
誰に聞いているの?
ワタシ、コロナデスヨ。ショクヨクナイデスヨ。ワカリマスカ?
と、言いたいのをグっとこらえる。
「私は食べれられないけど~好きなのどうぞ~」とだけ答えた。(無表情)
そして昼。
目の前で焼肉&ごはんを頬張る夫。
肉汁の香りが、病床の私を殺しにかかる。
夫:「うまっ!!ちょっと食べる?(笑顔)」
私:「・・・。(だから要らねーーって)」
念願のりんご&みかん。食べるも無味無臭。
チーン。
それでもシャキシャキとした食感、みずみずしい果実の喉ごしに癒される。
ありがとう、秋映🍎。ありがとう、早味かん🍊。
そして買ってきてくれた夫、まあ…ありがとう。
寝ても寝ても、痛くない!!
この日はとにかく寝た。
「寝るのガマンしてた昨日の私、なにしてたの?」というほど眠った。
高熱がないだけで、眠りの質がこんなに違うとは。
苦しみで体を横にせざるを得ない状態から、
倦怠感に引きずり込まれて眠っている感じ。
しかも、驚いたことに──
腰痛が改善。
昨日までの「腰ピキピキ地獄」はどこへ。
熱や炎症からくるものだったのだろうか?
腰を反ることができる幸せ。
このまま、スッキリよくなることを願って、夜にはそうめんをすすった。(久々の炭水化物!)
開眼!憑き物が取れた感覚!!
10月10日。発症後4日目。
朝。目が覚めて、まず思った。
「あれ?体が軽い。」
長らく体を覆っていた”鉛のマント”が、スルリと落ちたような感覚。
「ずっと寝ていたい」状態からの解放。
熱は測らなくとも36℃台だろう。
「地球に生まれてよかったーーーー!!!!」と叫ぼうとして、咳き込んだ。
のどの痛みは軽快。でも、咳がまだしつこく残っていた。
そして分厚い「鉛」は取れたものの、薄皮まんじゅうの皮みたいな倦怠感はまだ張り付いていた。
そんな中、夫が私の顔をじーっと見てニヤリ。
「老けたね」
……ん?
言われなくても、知ってますけど。何か?
その後と「回復期あるある」
今日は10月15日。発症から約1週間。
家庭内感染もなく平穏な日常が戻った。
だが、咳と倦怠感、軽い頭痛はまだ続いており、
毎朝のルーティーンは、「カ―――ッペ!!」と勢いよく痰を吐き出すことだ。
なかなか「スッキリ完治」とはいかない。
それでもーーーー
また普通に生活できるありがたさを噛みしめている。
日常に小さな楽しみがあること、
明日や未来にワクワクできること、
それだけで人はこんなにも幸せを感じられるのか、と改めて思う。
【総まとめ】コロナ症状の経過と体温の推移
| 日時 | 体温(℃) | 主な症状 | 心の叫び | 
|---|---|---|---|
| 10/6朝 | 36.6 | ちょっと寒気 | 気のせいかしら? | 
| 10/6夕 | 36.6→38.5→39.3 | 寒気・腰痛・頭痛 倦怠感・嘔吐  | 起きていられない 苦しくて眠れない 気持ち悪くて嘔吐  | 
| 10/7朝 | 38.5 | 寒気・腰痛・頭痛 倦怠感  | 起きていられない 常に横になりたい  | 
| 10/7夕 | 37.5 | 腰痛・頭痛・倦怠感 喉の激痛  | 少しラクになった | 
| 10/8 朝 | 37.5 | 腰痛激化 頭痛・倦怠感継続 喉の激痛  | 「横になりたい・・・!」 「でも横になれない…!(腰痛が怖い)」  | 
| 10/8 夕 | 39.0 | 寒気・倦怠感再燃 腰痛継続 喉の激痛  | 「ふりだしに戻った!」 | 
| 10/8 夜 | 36.8 | 解熱・大量発汗 腰痛・倦怠感継続 喉の激痛  | 「解熱剤様ありがとう!」 | 
| 10/9 | 37.0~38.0 | 倦怠感継続 腰痛改善 喉の激痛  | 「心身の望むがまま体を休めよ」 | 
| 10/10 | 平熱 | 倦怠感120%→70% 喉の激痛改善 咳  | |
| 10/11~ | 平熱 | 倦怠感70%が継続 咳継続  | 薄皮まんじゅうの皮のような倦怠感がまとわりつく・・・ | 
(おまけ)闘病を支えたおすすめストック
・インスタント味噌汁
 生みそタイプより、フリーズドライタイプがおすすめ
 味噌と具を別々に入れる手間が省け、お椀にポンで完成。
・お茶漬けのもと・レトルトおかゆ
 とにかく「しょっぱいもの」が欲しくなる
・ポカリ的なもの
 水分補給と、咳き込んだ時に喉を潤すため
・ゼリー飲料
 食事がとれない時には、少量でハイカロリーなタイプがグー。
 「0キロカロリー」タイプもあるので、成分表示をしっかりチェック!
🩺【おわりに】「体を休める」は最強の治療法だった
高熱、嘔吐、頭痛、腰痛、倦怠感の無限ループ。
辛かったのが近年まれに見る腰痛!!!
「寝たら悪化するかも・・・」と恐れていたけれど、
結局いちばん効いたのは――「心身の望むがままに休むこと」だった。
ストックを備え、体を信じて、ちゃんと眠る。これが一番の治療法だった!
 
  
  
  
  
    
