「デュオリンゴ、やった?」
そう確認し合いながら、母娘で毎日続けてきた英語学習アプリDuolingo。
それなのに――母、やっちまいました。
319日目の悲劇
うっかりしていたら、連続学習記録が…319日で終了。
見事に、ぷつんと切れました。
犯人は、母(私)です。まさかの本人です。
「〇〇(娘)!デュオリンゴやった!?」と詰問し、
「かーちゃん、今日やってないよ」と指摘され、
毎日そんなやりとりを繰り返しながら積み上げた約1年。
それを終わらせたのが、よりによって私自身とは――。
いやもう…
油断。怠慢。傲慢。
それ以外の言葉が見つかりません。
娘はまだ続けていた
ちなみに、娘はというと、
現在368日目。順調に続けています。立派か。
さて問題はここから。
この母の失態を娘にどうやって伝えればよいか?
下手をすると、娘のモチベーションにヒビが入りかねない。
小5ともなれば、思春期の入り口。母に対する反抗もチラホラ…。
AI(GPT)に相談してみた
困ったときのAI頼み!ChatGPTに聞いてみました。
娘はどう感じる可能性がある?
- 親への落胆・批判
- 共感
- 親への優越感
- 母になど興味なし(←正直なGPTくん。忖度ない回答をありがとう)
この中で、私が注目したのは「親への優越感」。
これを逆手に取れば、娘の気分を損なわずに済むかもしれない!
作戦実行!母の告白
母:見て、これ。(スマホを見せる→記録:6日)
娘:えーーー!!?!?マジで???やばっ!!!!!!!
母:ね。やっちまったーー。
母:(恥ずかしさをこらえつつ褒める)…ていうか〇〇(娘)すごいよね。1年以上続けてるじゃん。
娘:(ドヤ顔)フッ
母:かーちゃんまた1からやり直すから、サボってたら教えてね~
娘:いいよ~(ドヤドヤ顔)
てか、とーちゃん2日に1回しかやってないから、追いつくかもよ?
勝利!!作戦大成功!!!!!
娘、満足げ。落胆も怒りもナシ!
むしろ自信にあふれてる!!!
母の当面の目標まで提案してくれた!
いや~~~危なかった!!!
最悪パターンを想像していた私
ちなみに、もしこうなっていたらどうしようかと妄想していた。
母:見て、これ。(記録6日)
娘:え!!?!?マジで???やばっ!!!!!!!
母:ね。やっちまった。
娘:マジで!?あれだけ「〇〇(娘)Duolingoやった?」って言ってたくせに、
自分がやってないって…もう、やる気なくしたーーー!!
ゾッ。
このシナリオ、リアルにあり得たから、ほんとに回避できてよかった!!
今後の目標:夫を抜け!
とりあえず、もう1回コツコツ積み上げるしかない。
目標はただひとつ。
父を抜かすこと!(もはや英語力向上が蚊帳の外になっている・・・)
ここでひらめく。「これ、計算問題になるのでは?」
娘への挑戦状:算数で勝負
問題:母が父の記録(242日)を抜くのに、何日かかるでしょう?
父:現在242日 2日1回実施
母:現在6日 毎日実施
さっそく娘に出題。数分後…
娘:答え、476日。
母:正解!
これまた良きやりとり。
記録は絶たれたけど、会話が生まれた。バンザイ!!怪我の功名とはまさにこのこと!!
でも、476日は遠い
というわけで、初心にかえり、奢りを捨てて、母は学習アプリを開きます。
目標は476日後の逆転勝利。
しかし、道のりは遠い!!!
もう歌うしかありません。
「は~てしな~い~やみのむ~こうに~オーオー♪」
記録はリセット、だけど思い出は続いてる
記録が途切れたことは残念無念。
だけど、それがきっかけで生まれた娘とのやりとりは、
記録には残らない宝物。
さあ、今日も一緒に頑張ろう。