金沢市の公共シェアサイクルサービス「まちのり」。
利用している人をよく見かけるが、普段車移動が多い私にとって無縁だった。
昨日、金沢駅付近で夜遅くまで食事をしたとき終バスを逃してしまう。
よし、まちのり、試してみよう!
47歳、久々の自転車、初めての電動アシスト自転車での家までの数キロ。大冒険であった。
まちのり 利用方法
詳細はまちのりのサイトをご覧頂きたいが、簡単な流れと私が感じた初心者の注意点をお伝えしたい。
- アプリ登録 スマホにアプリをダウンロードして登録、クレカ情報を入れるだけ!簡単!
- 自転車置き場(まちのりポート)を探す アプリのマップに自転車置き場、利用可能・返却可能台数がリアルタイムで出てくる。
同時に行先付近のまちのりポートを探しておくこと!まちのりポートにしか返却できないので!
返却できずにウロウロしているうちに利用料金は増していく… - 自転車置き場へGO アプリの地図を見ながら移動
- 空き自転車発見 アプリで解錠、いざ出発!
- まちのりポートで返却
解錠はアプリだが、施錠は手動であることに注意!
手動でカギをしめ、自転車のパネルのENTERボタンを押す。
必ず自転車パネルに「返却」と表示されているか確認すること!
表示されない場合、返却が完了しておらず、利用料金が増していく…
47歳の手習い 電動アシスト自転車 奮闘記
ひ~~~~~!!!
乗った瞬間、思わず降りる。予想の数倍の加速で進みだしたのだ。
慣性の法則ってもんがあるでしょうがーーーー!!!(黒板五郎風)
転倒骨折した自分の姿が頭をよぎる。
これで家まで帰れるの・・・?足腰が震える。
途方に暮れながらもよく見るとハンドルの左側にスピード調節ボタンがあり、MAXの3にセットされているではないか。
すぐさま1に落とし、よろよろと進む。電動の意味なし。
なまりきったインナーマッスルでは頑丈な電動自転車と自分の肉体のバランスとることは難しく、
あっちへヨロヨロ、こっちへフラフラ。
わずかな段差も命取り!!とぐっとふんばり全集中で走りを進める。
するとどうだろう?
10分ほどがんばると、慣れてきたのである。
歩行者を追い越し、電動でスイスイ。
心臓破りの坂も、電動でスイスイ。
車通りのほとんどない夜道を、おばさんが走る。
まだ肌寒い夜風がなんだか心地よい。
手習い上等!まだまだ進化していくぜ!と何とも言えない万能感に浸った夜であった。
金沢のまちのり、是非お試しいただきたい!