娘2号のすごろく熱が止まらない。そして勝ちへの執念、恐るべし。
親が勝とうものなら、しばらくうつむき涙をこらえ、その後堰を切ったように泣き叫ぶ。
「勝ちたかったのにーーーーーーーーー!!!!」
「ギャ~~~~~~~~~~~~~(叫び声)」
この叫びは軽く10分以上続く。親は落ち着かせるために交替で抱っこ。その横で娘1号、
「うるさい、泣くならすごろくしないで」と言い放つ。
「ギャ~~~~~~~~~~~~~(叫び声)」
ふりだしに戻る。チーン。
地獄は続く、が、悔しさをこんなに真っ直ぐに表現できる幼児。玉のようにコロコロと頬をつたう涙もまぶしいよ、全く。