【おすすめ本】ゼロ 堀江貴文 著

雑記
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ホリエモンCM起用をきっかけに、X上で#日清食品不買運動というハッシュタグがトレンド入りしているそうだ。

折しもこの「ゼロ」という本を読みたてホヤホヤで、ホリエモンに勝手に親近感を感じていた私。

「みんなホリエモンのこと、誤解している!」「ただただ努力の人なのよ!」

と、不買運動の理由もよく理解しないまま、ひとり片田舎で鼻息荒く憤慨してしまった。

それほど、この「ゼロ」という本に、勇気づけられたのである。

ゼロ 手に取ったきっかけはこの動画

子育て関連の動画を見ている中で、たまたま出てきたこの動画。

ホリエモン、「自分の考えと『嫌われる勇気』のアドラーの考えが一緒」と言う。

アドラーといえば、

  • トラウマを捨てる 過去は関係ない。人は「目的」のために行動している
  • 承認欲求を捨てる 他人の期待に合わせるのではなく、自分の人生を選ぶ勇気
  • 人間関係の悩みは、課題の分離によって解決できる
  • 幸福とは、他者とつながり、自分が「貢献できている」と感じること
  • 人生とは、連続する刹那の集まり いま、ここを真剣に生きる

それまでのホリエモンのイメージ(天才・唯我独尊)と全く重ならない。

どういうこと?図書館に走った。

ゼロ 自伝によりホリエモンが一気に身近に

まず、イントロから引き込まれた。

「自分でもわかっている、どこまでも不器用な生き方だ。」

え?え?え?天才堀江貴文、自分を不器用だと思っているの?

そこからの自伝。

・ド田舎出身
・天才でスルっと東大に行ったわけではなかった 
・女の子の前で挙動不審になっていた
・東大時代のヒッチハイクの経験
・離婚後の孤独
・拘置所での号泣 仲間からの色紙
・懲罰としての仕事への能動的な取り組み

どのエピソードも「ホリエモン」のイメージとは全く違っていて、まるで「近所のホリエくん」のような親近感を覚えた。

そして、その努力。天才ホリエモンではなく、とんでもない努力家のホリエくんだったのだ。

ぐっと身近に感じたホリエくんが、

「小さな成功体験」を積み重ねよう
なにもない「ゼロ」の自分に、小さな「イチ」を積み重ねていく
自分の人生を動かすことができるのは、あなただけ
あなた自身の「ゼロからイチ」を見せてほしい

と言ってくれている。

何もない自分だけど、一歩踏み出そう。

自分の人生、小さくても「イチ」を積み重ねよう、と勇気づけられた。

アドラーとの類似点

勝手ながら比較してみた。

観点『嫌われる勇気』(アドラー)『ゼロ』(ホリエモン)
自己決定と自己責任人生は「自分の選択」の結果である。
他人や過去のせいにしない。
過去は関係ない。
環境や学歴も言い訳にしない。
「すべては自分次第」
他人の評価に左右されない承認欲求は捨てよ。
「嫌われる勇気」を持て。
嫌われることを恐れるな。
「好かれよう」とするな。
幸福について「他者に貢献している」と感じられること。「熱中できる仕事」をしている状態。
人の役に立つことが結果的に喜びになる。
行動することの重要性「いま、ここ」を真剣に生き、行動する小さなイチを積み重ねる。
失敗を恐れずに行動し、経験から学び、自信を築き上げていく

つらつらと書いてしまったが、私の下手なまとめなんかよりも、まず読んでみてほしい。

「ゼロ」、まだ読んだことのない人、ぜひご一読を!


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