米が高い。
米が高い。
米が……高い。
──いったい、いつからお米がこんな高級品になったのか。
「これが本来の適正価格なのか?」
「持続可能な米づくりのためには、これくらいの値段が必要なのか?」
そんなことを頭では理解しようとしても、米売り場で手が止まる。
米袋を見つめる視線は、まるで遠い昔の恋人を見るかのように切ない。
あの頃の、家計に優しかった貴方はどこへ行ってしまったの……?
そして、我が家の米びつがスカスカになったそのとき──
コストコで見つけてしまったのだ。
カリフォルニアからの刺客、カルローズ米(5kg 2980円!)
その名もカルローズ米。
カリフォルニア州で生まれた中粒種のジャポニカ米である。
見た目は日本米の短粒種とタイ米の長粒種の“ちょうど中間”。
特徴は、
- 粘りが少ない
 - パラっと軽やか
 - アルデンテのような歯ごたえ
 
──つまり、「もちもち命!」な日本米とは真逆のタイプ。
さらにこのカルローズ米、無洗米なのだ。
忙しい平日夜、気力体力のHPが残り1の母にとっては、ありがたいにもほどがある。

カルローズ米、いざ炊飯!食べてみたら…
いつもと同じ水加減で炊いたところ──
うん、ちょっとパサパサ。

味の印象を一言で言うなら、
「炊きたてだけど、6時間炊飯器に入れっぱなしにしてたごはん」。
(※あくまで個人の感想です)
ただ、こだわりがなければ全然いける。
・白ごはんが苦手な11歳娘 → いつも大量のふりかけをかけるので、味の違いに気づかず完食。
・ごはんなら何でもOKな5歳娘 → 違いに気づかず完食。
・カルローズ米に偏見を持っていた夫→「あれ?イケるね」と完食。
家族全員、案外あっさり受け入れていた。
おにぎりには向かないかも!?
我が家では、夕飯の残りご飯を翌朝おにぎりにするのが定番。
だがカルローズ米、これが握れない。
粘り気ゼロだとこうなるのか。
握ったときにはまとまるのに、
食べるころにはポロポロ、ポロポロ……。
食卓も床も小さな米片まみれ。
結論:おにぎりには向きません!
チャーハン、ピラフ、パエリア、カレーにはグー!
だがこの“パサパサ”を逆に活かせばいいのだ。
そう、チャーハンにしてみたら──
めちゃくちゃパラパラ!
いつもの日本米ではベタついて苦戦するあのチャーハンが、
カルローズ米なら簡単に中華料理店レベルの仕上がりに。
さらに、ピラフ、パエリア、カレーとの相性も抜群。
味の濃い料理と合わせると、パサつきはむしろ心地よい軽さに変わる。

【まとめ】お米が高い今こそ、使い分けがカギ!
お米が高騰している今、賢く“二刀流”でいきましょう。
🍚日本の米 → ごはんそのものを味わう時、またはおにぎりに。
🍽️カルローズ米 → チャーハン・ピラフ・パエリア・カレーなど、パラパラ系料理に。お鍋の〆の雑炊にもいいかも!
これで、お財布もちょっぴりラクになります。
まだまだお米が高いこのご時世。
「米びつピンチ!」なあなたも、
ぜひ一度、カリフォルニアのお米:カルローズ米を試してみてください。
  
  
  
  
    
