前回ブログにて、富山のメルキュールホテル砺波を満喫したお話をした。
日常の喧騒から離れ、美味しいディナーをたらふく食べ、飲み放題の余韻のまま、ふかふかのベッドで泥のように爆睡した。最高のバカンスである。
その翌朝。
「さて、優雅に朝風呂とシャレこもうかなっ!」
そう思って伸びをした私の視界の端で、スマホをポチポチしていた夫。
いつものポイ活か?と思っていると、重々しい口調でこう話しかけてきたのだ。
「あのさぁ……」
振り返った夫の顔は、見事なまでに顔面蒼白だった。
「今月のクレジットカードのお金、残高足りなくて引き落とされてないみたい……」
ノーーーーーー‼️‼️‼️‼️
優雅なリゾート気分は一瞬にして吹き飛び、私の脳内にはけたたましいサイレンが鳴り響いた。
パニックに陥った私の頭の中を、疑問と不安が駆け巡る。
- 遅延損害金はいったいいくらになるのか?
- 支払いが完了するまで、このメインのクレカは止められてしまうのではないか?
- ていうか、今回のホテルの宿泊費は昨日チェックイン時にクレカで払ったけど、あれは無事に決済されているのか!?(実は、タッチ決済が拒否られ、カードを入れて支払っていた)
さらに今日という日は、ただの休日ではない。
12歳娘の誕生日プレゼントとして、「クレーンゲーム&美味しいランチ」というイベントが控えているのだ。
しかし、親の財布にはほとんど現金が入っていない。
昨日、娘に軍資金として渡した現金10,000円を除いて。
果たして私たちは、今日1日、富山で生き延びることができるのか??
不安はそれだけではない。 月末には、スマホ料金がこのクレカから引き落とされるのだ。
もしクレカが止まっていれば、当然スマホ料金も未払いになる。
「クレカの延滞金+携帯料金の延滞金」という恐怖のダブルパンチ。
最悪の場合、スマホの通信まで止められてしまうかもしれない。
スマホが使えない⇒緊急連絡先が使えない。娘たちのケガや病気の連絡先が・・・なくなる!!
脇汗はダラダラ、心臓はバクバクである。
すぐさまスマホを手に取り、クレカのマイページから「今すぐ未払い分を支払う方法」がないか調べまくった。
しかし、調べれども調べれども、振込先の案内などは一切出てこない。
どうやら「引き落としができなかった」という事実が、まだクレジットカード会社側で処理されていないようなのだ。
つまり、今は何もできない。 手元のクレカが今現在使えるのかどうかも、確かめるすべがない。
終わった・・・。
幸せなホテル滞在の浮かれた気分は、その瞬間、完全に冷え切ってしまったのだった。
なぜこんな悲劇が起きたのか?
そもそも、なぜ引き落とし口座が「残高不足」などという事態に陥ったのか?
理由はたった1つ。「ポイントを貯めたかったから」である。
我が家では、夫の給与振込口座(地銀)から、クレカの引き落とし口座(住信SBIネット銀行)へ、毎月自動でお金を移動させる「定額自動入金」という設定をしていた。
なぜわざわざそんな手間をかけるのか?
この設定をしておくと、毎月「30ポイント(30円相当)」が自動でもらえるからである。
たかが30円、されど30円。 「一度設定さえしてしまえば、何もしなくても毎月30円がチャリンと入ってくる!最高の不労所得システムぞ!」
この仕組みを見つけたとき、私は意気揚々としていた。
コンビニのクーポンを血眼で探したり、レシートをちまちま撮影してポイントを稼ぐ夫を横目に、「私は自動で月30円稼ぐ女よ」と謎の優越感にすら浸っていたのだ。
しかし、今月は、その「定額」を大きく上回るクレカ使用があったのだ。
保険の年払い、夏の旅行の事前決済、夫のPC購入・・・。
いつもと違う支払い額であることに愚かにも気づいていなかった。
そして・・・
ポイント「月30円」のために、数千円になるかもしれない延滞金の恐怖に震えている。
それはまさに、30円拾うためにマンホールに落ちて骨折したような気分・・・。ポキーーーン!
クレカ引き落とし未遂、その後の結末
しかし、今さらジタバタしても残高は増えない。
私たちは覚悟を決め、とりあえず今日の富山観光を全力で楽しむことにした。
もしメインのクレカが弾かれたら、サブのクレカで決済し、しばらくは、もやしと納豆で生き延びようと誓った。
これまで、メインのクレカで「1%のポイント還元」を得ることに執着してきたため、還元率の低いサブのクレカやPayPayなどは極力使いたくはない!が、今回ばかりは仕方ない。腹をくくろう。
さて、結果どうなったのか? 時系列でまとめると以下の通りである。
- 6月26日: 本来の引き落とし日(残高不足で引き落とされず)
- 7月1日: ネット上のマイページに「振込先」が表示される ➡ 即座に振り込み!
- 7月2日: 振り込み完了の確認 ➡ クレカ利用再開!
- その数日後: 「引き落としができませんでした」という通知と振込先が記載されたハガキが自宅に届く。
クレジットカード会社の規定によると、今回の延滞金は2ヶ月後の支払いに上乗せして請求されるとのことだった。震えて待つしかないのか?遅延損害金の計算式を探し出し、さっそく計算する。
今回のクレジットカードの支払額は、約40万円。
遅延損害金は「年率14.6%」の日割り計算だ。
今回は支払いが6日間遅れたので、
40万 × 14.6% ÷ 365日 × 6日 = 約960円
なんと、月30円のために約1000円の罰金である。
実に33ヶ月(約2年半)分の不労所得が、一瞬にして消え去った計算になる。ポッキーーーン!!
そして気づいた住信SBIネット銀行のポイントシステム変更
このSBIネット銀行の「定額自動入金によるポイント」、この記事を書くにあたって調べると2026年5月から廃止されていた。
つまり30ポイントすら入っていなかったのだ。
ポイントが自動で入ってくる~~♪と油断していると、システムの改悪に泣きをみることになる!!
まとめ:引き落とし口座は「給与口座」が最強
今回の事件から得た教訓は以下の通り。
① クレカの引き落とし口座は「給与振込口座」にするのがベスト 資金移動の手間やタイムラグは、事故の元である。どうしても別の口座にする場合は、数ヶ月分の余裕資金を事前に入れておくべきだ。
② 公共料金やスマホ料金を紐づけている場合は致命傷になる クレカが止まると、それに紐づくすべての支払いが滞る。信用情報(いわゆるブラックリスト)に傷がつく可能性もあるため、本当に要注意である。
③ もし引き落としに失敗したら「即ネット確認」 ハガキによる通知は、ネットの反映よりも数日遅れてやってくる。 しかし、遅延損害金は「支払い期日の翌日から完済した日まで」日割りで計算され続けるのだ。ハガキを待っていては傷口が広がるだけである。一刻も早くウェブで振込先を確認し、爆速で振り込むべし。
「月30円」のポイントのために、クレカが使えない不安と、遅延損害金の恐怖を背負い込んだ愚かな私。
皆様も、わずかなポイントのために「心の平安」という最大の資産を失わないよう、くれぐれもご注意ください!!!

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