「ほいくえん、行きたくない〜〜〜!」
娘の叫びが聞こえた瞬間、頭の中で何かが崩れ落ちる音がする。
わかる。行きたくない日もあるだろう。大人だって会社サボりたい日があるのだから。
だがしかし。
今このタイミングだけは、やめてくれ。
これは親の本音である。
やさしい親になりたいのに、なれない。
そんな「登園拒否の朝」に、親ができることはあるのだろうか?
娘の叫び、戦いの始まり
午前8時。
これは夫の出勤時刻のタイムリミットであり、我が家における「登園担当者決定のデッドライン」である。
4歳の娘(以下、娘2号)が「ほいくえんいきたくない~~~」と叫び出すと、私の心が、現場の空気がざわつく。
もしこのまま夫が家を出てしまえば、登園担当は私の仕事になる。
いやだ、今日はなんとしても娘を夫に預け、さっさと家事を済ませたい。
ーーーーだって、ブログを書きたいんだもの。
母のイラつき、娘の察知能力、父の出陣
とはいえ今日は休み明け。
娘2号は寝起きから不穏。
出かける時刻が近づくにつれ・・・「ほいくえんいきたくない~~」。
嗚呼!!やはり私の出番か・・・と母がイラつきだしたのを娘2号は見逃さない。察知するのだ。
すかさず「と~ちゃ~~~~~ん」と夫にすがりつく。
イラついた母はお役御免のようだ。
夫の出勤時刻ギリギリで瞬時に着替え、あっという間に2人出発していった。
ーーー誰もいなくなった部屋に一人残り、ふと我に返る。
「私は今、何を大事にしようとしていたんだっけ?」
いま、この瞬間を大事にしたい
自分のブログなぞいつでも書けるではないか。
いま、この瞬間しかない娘2号の心の叫びになぜ寄り添えなかったのか?
そう思ったら、胸が痛くなった。
そしてーーーパソコンを開けた。そうだ、この気持ちを書こう!
こんな朝もある、きっと明日はもっといい朝になるはず。
否、もっといい朝にするわよ、と。
まとめ 「ほいくえんいいきたくない~!」の朝にできること
子どもが泣きわめく朝に、親ができること。
一瞬でもいい。深呼吸して、ちゃんと立ち止まって、子の心の叫びをガッチリ受け止めること。
「今日のイヤ!」には、今日の理由があるかも?と思うこと。
それだけでも、朝はちょっとマシになるかもしれません。(なれ~~~~~~!!)
※この投稿は、私の初めてのブログ記事です。
怒りも後悔もごちゃまぜだった朝を、こうして文字にすることで一歩前に進める気がしました。子育ての正解なんてわからない。でも、迷って、怒って、反省して・・・そのすべてが育児で、10年後、こんな朝を笑って話せる日が来る、そう思って前に進んでみます。