我が家には、毎年欠かさず楽しみにしている「夏の恒例行事」がある。
それが、いしかわ動物園の「ナイトズー(夜の動物園)」からの「帰りの回転寿司」という黄金コースだ。
石川県立の「いしかわ動物園」では、夏から秋にかけての特定日にナイトズーを開催しており、普段は夕方に閉まる動物園を夜の21時まで開放してくれる。
夜遅くまで広大な園内をくたくたになるまで歩き回った後、帰宅して夜ご飯を作るなんてハッキリ言って無理である。いや、絶対に作りたくありません(断言)。
そのため、ナイトズーの日は決まって帰り道にある「くら寿司」へ駆け込むのが我が家の鉄則だった。
しかし今回、長年貫いてきた「くら寿司一択」の歴史に終止符が打たれることになる。
理由はひとつ。スシローが導入した大型タッチディスプレイ「デジロー」を体験してみたかったからだ。
結論から言おう。 デジローは、動物園に負けず劣らずのアミューズメントだった!
「もはや我が家の回転寿司はスシロー一択になるのでは……?」と家族全員がざわついた、ある一夜のレポートをお届けします!
なぜ昼ではなく「ナイトズー」なのか?夜の動物園3つの魅力
そもそも、なぜ我が家がここまでナイトズーを推すのか。理由はコチラ。
- 昼間は寝ている夜行性の動物たちが活発に動く
- 太陽が出ないので日焼けしない
- 昼間の猛暑に比べて涼しく、体力を奪われない
昼間の動物園といえば、照りつける太陽の下をひたすら歩き回る過酷なフィールドワークである。
最初は高かったテンションも、次第に暑さと紫外線攻撃で体力が消耗され、動物への興味も失せていく。しかも、いしかわ動物園はとにかく広い。折り返し地点を超える頃には「動物とかもういいから、早く入り口に戻りたいよーでも入口ははるか彼方……」と遠い目になるのが常であった。
だが、夜なら太陽に体力を奪われることなく、最後まで元気いっぱいに動物たちを楽しめるのだ!
夏のナイトズーは暑い?今年は「10月の秋開催」に参戦!
……と、ここまで夜の涼しさを熱弁したのだが、ここ数年の日本の夏は異常である。
夜になっても気温が下がらない熱帯夜。蒸し暑さとの戦いになり、結局エアコンの効いた室内展示場にばかり長居してしまうという本末転倒な状況が続いていた。
ところがである。なんと今年はナイトズーの開催期間が10月の秋まで延長されていたのだ!
「10月なら絶対に涼しいはず!」と歓喜した我が家は、最終週末である10月11日に参戦することを決めた。
【悲報】10月の夜の動物園、想像以上に寒かった・・・
「みんな、夜は冷えるからジャンパー持った? 忘れないでね!」
出発前、子どもたちに何度も何度も上着の確認をした私。
が、しかし。現地に到着して車を降りた瞬間、自分の羽織物を忘れたことに気づく。
まさかの「半袖」で参戦してしまった。
なんという愚かなミス!!!おひさまのない10月の山間部、夜は普通に寒い!
あまりの寒さに耐えかねた私は、
普段なら「もう重いから自分で歩きなさい」と突き放す6歳娘を無駄に抱っこし、
さらには嫌がる12歳娘に無理やり腕を組んで密着するという、
つまり、娘たちを「人間カイロ」にして暖を取ったのであった(苦笑)
10月の夜は、寒い。みなさまも上着をお忘れなく・・・!

昼間とは別世界!いしかわ動物園ナイトズー レポート
寒さに震えつつも、一歩園内に足を踏み入れればそこは別世界。
昼間とはまったく違う動物たちのワイルドな姿を次々と目撃することができた。
1. 跳ね回るカンガルー キックボクシングさながらの動きも!
昼間は地面に寝そべってダラダラしていることが多いカンガルーたち。
しかし夜は違った。ぴょんぴょんと元気いっぱいに跳ね回り、さらにはキックボクシングさながらに取っ組み合ってじゃれ合う姿を観察できたのだ!
あまりの迫力と面白さに家族で大興奮!……しすぎて、ブログ用の写真撮影を完全に失念しました。ブロガー失格である。
2. コビトカバの豪快すぎる水中脱糞
続いて訪れたカバの展示場。地上をウロウロしたり、深いプールに潜ったりしているな〜と微笑ましく眺めていた、その時だった。
水中で突然、「ボボボボボボッ!!」と激しく泡立ちながらの脱糞!!
次の瞬間、あたり一面にほとばしる野生味あふれる強烈な臭い!!
「くっさ〜い!!!」と鼻をつまんで絶叫しながらも、なぜか家族全員の顔は満面の笑みであった。

3. イケメンすぎる!ホワイトタイガーの優雅なウォーキング
そして、いしかわ動物園のスターといえば、なんといってもホワイトタイガーだ。
昼間は見物人から遠く離れた日陰で寝ているのが常なのだが、夜は違う。
その美しい巨体を悠然と揺らしながら、ガラス越しの見物人のすぐ目の前を往復して歩いてくれるではないか!!
「キャーー! かっこいい〜!!」
イケメンアイドルを拝むがごとく大興奮な母であった。


動物そっちのけ!?「トキ認証米」おにぎり1000個無料配布の罠
ナイトズー当日。何かイベントあるかな?とホームページをチェックしていると、
【今年収穫された「トキ認証米」のおにぎり・限定1000個無料配布!18時から】
「無料」なんて甘美な響きだろうか。
「無料」の二文字にめっぽう弱い我が家は、18時が近づくとすぐさま動物の観察を中断し、配布場所へと急ぎ向かった。
配布開始の18時少し前に到着すると、すでに行列ができていた! とはいえ、今回は1000個という大盤振る舞いである。おそらくゲットできるだろうと列に並ぶ。
私たちの後ろに並んでいた、同じく「無料」に目がなさそうなお姉様(おば様)たちの会話が耳に入ってくる。
「具は何だろうね?シャケ?」「いや、無料だもんね? 塩むすびかな?」 「海苔つきか?」
まだ見ぬ無料おにぎりへの期待で、待機列のボルテージはパンパンに膨れ上がっている。
そして18時、ついに配布スタート! ほどなくして、我が家も1人1個ずつおにぎりをゲットした。
パッケージを開けてみると……海苔付きだ! しかも具は、みんな大好き「鶏そぼろ」!!
環境保全がどうこうという趣旨もそっちのけで、配給されたおにぎりに夢中でかぶりつく。
「ねえ、お米の味、なんか違う?」 「んー、わからん」 「でも普通においしいね!」
そんなグルメレポーター失格の食レポを交わしながら、あっという間に1個ペロリと完食した。

時刻が18時20分を過ぎた頃であろうか。
おにぎりの無料配布など事前チェックすらしていない無欲な来園者たちが、通りすがりに「あら、どうも〜」という軽いノリで次々とおにぎりをもらっているではないか。
そう、1000個という数は、18時を大きく回っても余裕で余るほどの圧倒的な物量だったのだ。
貴重なナイトズーの時間を削り、動物そっちのけで10分間も待機列に並んでいた我々の必死さって一体……。
ちなみに「トキ認証米」とは?
食い意地だけで終わっては申し訳ないので、しっかり補足しておこう。トキ認証米とは、環境への負荷を減らしながら、トキと人との共生を目指すサステナブルなお米のことだ。
- 通常の米づくりよりも、化学肥料や化学合成農薬を削減して生産すること
- トキのための餌場づくり(生きものが暮らせる田んぼづくり)に取り組むこと
この2つの厳しい基準を満たした、地球にもトキにも優しいお米なのである。
おいしくいただきました、ありがとうございます!
いざ、スシローの「デジロー」へ!回転寿司がテーマパークに進化していた
約4キロのウォーキングで動物たちを堪能した後は、いよいよ本日のメインディッシュ(?)、スシローの「デジロー(デジタル スシロービジョン)」へ!
これまで「ビッくらポン!」目当てでくら寿司一択だった我が家だが、デジローの楽しさにハートをわガッチリキャッチされてしまった。
デジローのここがスゴい!3つの推しポイント
- 巨大タッチディスプレイで注文が超ラク! テーブルの横にドーンと設置された巨大な画面。バーチャル空間のレーンを流れるお寿司を指でタップするだけで直感的に注文できる。
しかも画面の左右で2人同時に別々の操作ができるため、「ちょっとタブレット貸して!」という家族間の小競り合いが一切起きないのだ。これ、地味に神機能では?? - 「だっこずしゲーム」でグッズが流れてくる! 注文金額に応じて、画面上で「だっこずしゲーム」がスタート! 見事勝利すると、オリジナルグッズがもらえるのだが、その景品が実際にお寿司と同じレーンに乗ってシュッと流れてくるのがまた楽しい。
- 突如始まるクイズ大会で家族が盛り上がる! お寿司を食べていると、たまにディスプレイに豆知識クイズが出現する。「これ何番だと思う!?」と家族みんなで画面を囲んで回答し合う時間は、もはや食事の枠を超えたエンターテインメントだった。
- お祝いメッセージを巨大ディスプレイに表示することができる!誕生日だけでなく、入学・卒業祝い・敬老の日など、さまざまなシーンのサプライズに!
家族みんなで巨大ディスプレイをポチポチとタッチしながら囲むお寿司、サイコー!
(ま・・・6歳次女が巨大ディスプレイに目を奪われて、まったくお箸が進まないという新たな問題も発生したのだが……)

まとめ:ナイトズー×デジローは家族のお出かけ最強コース!
今回の「秋のナイトズー&デジロー」コース、家族の満足度は過去最高レベルを叩き出した。これから行く方へ、3つのポイントをまとめておく。
- ナイトズーは一生に一度は行くべし! 昼間には絶対に見られない、動物たちの活発でワイルドな世界を観察できます。ただし、10月に行くなら上着を忘れないこと!
- ナイトズーの帰りは「外食」が正解! 暗い園内を何キロも歩いた後に自炊は無謀です。疲れた体には迷わず外食のご褒美を与えましょう。
- 近くに「デジロー」導入店舗があるなら迷わずGO! 食事+アミューズメントを同時に満喫できます。ただし、週末の夜は激混み必至。ふらっと行くと1時間以上待ちという地獄を見ることもあるため、スシローアプリからの事前予約が絶対におすすめです!
皆さんもぜひ、夜の動物園と最新デジタル回転寿司の最強コンボを体験してみてくださいね!

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