「トモコレが欲しい!」
「トモコレ」それは、今年4月に発売されたニンテンドーSwitchの超人気ソフト『トモダチコレクション』のことである。
事の始まりは、娘がそろばんの進級試験に合格したことだった。
久々の合格。親としては大いに褒め称えたい。
……が、合格のハガキを手にした娘の目には、完全に「ご褒美」の文字が映っていた。
数年前までは、試験に受かったからといって何かをねだるようなことはなかった。
いつの間にか、娘のモチベーションを維持させるために、親が「合格したらご褒美ね」とエサを撒き続けてしまった結果、見事にそれが常態化してしまった。
己の目先の平穏のために、安易なご褒美作戦に流れた愚かな母。
そう、私のことである。トホホ。
『トモダチコレクション』高すぎる公式価格の壁
しかし、この『トモダチコレクション』、親の私も密かに気になっていた。
子どもたちが大好きなYouTuber、ヒカキンや「ちろぴの」が最近こぞってゲーム実況動画をアップしている。
画面の向こうで繰り広げられる、シュールでカオスな住人たちの生活。
リビングで娘たちが爆笑しながら見ているのを、背後で家事をしながらチラ見していた私。
いつのまにか、チラ見がガン見となり、
「……何これ、めっちゃ面白そう!」
と、密かに胸を躍らせていた。
娘が「自分でもやってみたい!」と思う気持ち、よーくわかる。
だが、現実は甘くない。
まずは敵の陣営(価格)を知るべく、ネット検索。
任天堂公式ストアでのお値段、7,128円(税込)。
「……高いっ!!!!」
そろばんのご褒美としては、あまりにもラグジュアリー。
いくら娘の頑張りを称えたいとはいえ、購入ボタンをポチる指は完全に凍結した。
ネット通販の大海原を検索
少しでも安く手に入れるため、ネット通販の大海原へと舵を切った。
エントリーNo.1:絶対王者 Amazon
とりあえず、いつものAmazonを開く。
お値段、6,191円。
おっと!? 公式より約1,000円も安いではないか!
さすがAmazon。そのままポチろうとしたのだが、ちょっと待てよ。
「ここで満足しては素人よ。価格.com様の啓示を賜るのだ!!!」
エントリーNo.2:家電界の神、ヨドバシカメラ
価格.comの比較表を睨みつける。
そこで目に飛び込んできたのが、我が家もたまに利用する「ヨドバシカメラ(ヨドバシ.com)」だった。
表示された価格は、6,740円。
一見すると、Amazonの6,191円よりも高く見える。
しかし、ヨドバシの真骨頂はその先にあった。
「ゴールドポイント:10%還元(674円分)」
ここで、私の脳内電卓が高速ではじき出された計算式を見てほしい。
| 購入先 | 額面価格 | ポイント還元 | 実質負担額 |
| 任天堂公式 | 7,128円 | ほぼなし | 7,128円 |
| Amazon | 6,191円 | 1%(62円分) | 6,129円 |
| ヨドバシ.com | 6,740円 | 10%(674円分) | 6,066円 |
なんと、実質価格でヨドバシカメラの勝利!(僅差ではあるが)
【注意!】ただし「ゴールドポイント:10%還元」対象外の商品もあります。(iPhone、書籍など)
さらにトドメの隠し財産を投入
勝負あり、と思ったその時。
ヨドバシのマイページにログインした私は、過去の自分が残してくれた「遺産」を発見した。
いつ貯めたのか全く記憶にない、628ポイントの存在である。
「これを……こうして……こうじゃーー!」
ポイントを全額投入した結果、最終的な決済金額は6,112円に。
さらにこの支払った6,112円に対しても、きっちり10%のポイントが返ってくるというのだから、ヨドバシのポイントスパイラル、恐るべし。
使ってみてわかった「ヨドバシ.comのここが好き」
価格の安さ以外にも、Amazonを凌駕するメリットが2つあった。
① ボールペン1本から「完全送料無料」の衝撃
Amazonの場合、プライム会員でなければ「3,500円以上で送料無料」という壁が立ちはだかる。
しかし、ヨドバシカメラは違う。
ボールペン1本、消しゴム1個からでも、全国一律で送料無料なのだ。
「数百円の買い物のために、なんとか送料無料ラインに乗せようと『何か買うものないか!?』と血眼になって探し、すぐには要らない日用品をカートに追加する」
そんな不毛な時間を過ごした経験は、誰しも一度はあるはずだ。
その無駄な悩みと労力を、一瞬で消し去ってくれるのがヨドバシくんなのである。
② 運送業界の闇?を疑ってしまうほどの「爆速配送」
今回のトモコレ購入劇において、最大のミステリーがこれだ。
私が日曜日のおやつタイム、午後3時半にヨドバシ.comでポチッとした。
日曜日だし、届くのは火曜日か水曜日あたりだろうとタカをくくっていた。
ところが。
スマホの画面に「商品出荷のお知らせ」というメールが届いた。
なんと1時間後の午後4時半。
……は????
一体どういう神システムで倉庫が動いているのだろうか?
もしくは超過酷な環境で働いている人がいるのではないだろうか?
そんな妄想を抱いてしまうほどの超スピード。
おかげで、月曜帰宅時には我が家のポストに綺麗に梱包された『トモコレ』がすんっと鎮座していた。
そしてAmazonの「中身に対してデカすぎる箱or心許ない紙袋、という超簡易包装」とは違い、ヨドバシの梱包はいつもジャストサイズで驚くほど丁寧。
「丁寧・安い・早い」の三拍子が揃ったこのシステム、実にエレガント!
我が家の家事ルーティンとしても取り入れたいものである。
ヨドバシポイントの注意と対策
ここで、ヨドバシを使いこなすための重要な注意点を一つ共有しておきたい。
それは、「ポイントで支払った分には、10%のポイントがつかない」という冷徹なルールだ。
今回、私は実質6,112円を支払ったので、付与されたポイントは612円分だった。
もし、ポイントを使わずに満額の6,740円を支払っていれば、674円分のポイントが戻ってきたことになる。
つまり、最も効率的なポイ活のムーブはこうだ。
「ポイントを使うときは、もともと還元率が低い商品(1%還元の商品など)に全額ぶち込むべし!」
だが、しかし。
その「還元率が低いお買い物」をする日までポイントを温存していたら、うっかりポイント有効期限が切れてしまう可能性もある。
そのため、管理能力が著しく低めの私は「ポイ活の効率」よりも「失効リスクの回避」を優先し、気づいたときにすぐ使うスタイルを貫いています・・・。
まとめ:ポチる前の一手間が小銭と幸福を連れてくる
これまで「ネット通販=Amazon」と盲目的にポチり続けていた私。
しかし、今回「一度立ち止まって、価格.comで比較する」という一手間を加えただけで、最高に気持ちの良い買い物ができた。
浮いたお金とポイントを計算し、ワクワクしながらSwitchの画面を眺める月曜日。
私のMii(アバターみたいなやつ)がどれほど雑に作られようと心穏やかに見守っていられる心の余裕がある。
「ポチる前のワンクッション」。
これをやりすぎると、数円の違いのために何十分もの時間が溶けてしまう本末転倒な事態になるが、
適度に活用することで、日常はちょっとおトクに、そして確実に楽しくなるのである。
さあ、今日も我が家の愉快なMiiたちの様子を観察するとしよう。

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