昨日、突然飛び込んできた熊本地震のニュースを見て、ハッと息を呑んだ。
災害は本当に、何の前触れもなくやってくる。
テレビの映像を見つめながら、私は2年前の能登半島地震の日のことを思い出していた。
2024.1.1、地震発生当時、私たち家族は夫の実家である山梨県に帰省し、のんびりとお正月気分を満喫していた。 しかし、突然の緊急地震速報。場所は・・・石川・・・!!!
翌朝早く、金沢の自宅へ戻ろうとしたものの、高速道路は「通行止め」。
「もう一泊して落ち着いてから帰ろうか」となるところだが、翌日は夫の休日勤務の当番日。
「何がなんでも、今日中に家に帰らねば!」
私たちは、水や食料を車にパンパンに詰め込み、決死の覚悟でハンドルを握った。
路面ツルツルの雪の安房峠を抜け、岐阜を経由し、
刻一刻と変化するスマホナビの道路情報を血眼で確認しながら、
これまで通ったこともない迂回路をひたすら走る。
後部座席の娘たちの不安を紛らわせながら、石川へと車を走らせたあの緊張感は、
一生忘れることはないだろう。
無事帰宅。しかし、扉を開けるのが怖い……
幸いにも、自宅付近のエリアに大きな被害はなく、
我が家は無事に到着することができた。
しかし、キッチン、お皿が粉々になって散乱していたら……。片付け、どうしよう(絶望)
おそるおそる、自宅の玄関の扉を開ける。
靴を脱ぎ、リビングへと続くドアを開けた瞬間、私の目に飛び込んできたのは……
見事に全開(フルオープン)になった、台所の引き出しの群れであった。
「ギャー!!!やっぱり!?!?」
覚悟はしていた。 震度6近い揺れだ。家の中が無傷であるはずがない。
しかし!床に落ちて割れているお皿は、「ゼロ」。
唯一の被害(?)と言えば、夫の愛用している水筒が、見事な放物線を描いたのか?
ゴミ箱のど真ん中にダイブして突き刺さっていたことくらいである。チーン。

リビングに関しては、おもちゃの散乱が日常化しており、落下なのか、もともとの状態なのかわからないレベル(苦笑)。
総じて、被害ゼロ。
これには、我ながら「よくやった!」と、密かにガッツポーズをしてしまった。
なぜなら、地震対策として「ある工夫」を実行していたからなのだ。
地震対策?我が家のキッチン収納ルール
我が家は中古マンション。
入居時、前の住人の方が残してくれた、とても立派な備え付けの食器棚があった。
普通なら「わぁ、これでオシャレにお皿が収納できる!」と喜ぶところだが、ズボラな私は違った。
なんと、その立派な扉を、入居直後にすべて外したのである。
理由はただ一つ。 「いちいち扉を開け閉めするのが、死ぬほどめんどくさいから」。
しかし、扉のないオープン棚は、地震が起きれば中身が凶器となって飛んでくる。
そこで、我が家では以下のルールを鉄の掟として徹底した。
- 落下して割れるものは、絶対に「上の棚」に置かない
- 割れる食器類は、すべて「下段の引き出し」にギュウギュウに詰め込む

👇引き出しの中はこの通り。

引き出し自体が、地震の揺れで勢いよく飛び出ようとも、中に食器が隙間なく詰まっていれば、お皿同士が支え合って外に飛び出すことはない。
結果的に、「扉を開けるのが面倒くさい」という私のズボラスピリッツが、
「割れ物・重いものは下へ」という防災の鉄則と見事に合致したのである。
後付けの棚も倒さない!かつ、壁を傷つけない「不動王」
一方のリビング。
キッチンの食器棚は備え付けなので倒れる心配はないが、リビングの棚は後付け。
無印良品とニトリのスタッキングシェルフを組み合わせて作った、
高さ1.6~2メートルほどの巨大な棚が鎮座している。
これがもし倒れてきたら・・・。
娘たちの上に覆いかぶさってきたら・・・と想像するだけで、ゾッとする。
しかし・・・
・転倒防止の突っ張り棒を何本も設置するのは見た目がねぇ・・・
・目立たないよう、壁に穴をあけて転倒防止器具をつけるのも、ちょっと・・・(長いこと賃貸暮らしをしてきた私には、壁に穴をあける勇気がない)
そこで発見したのが、家具転倒防止器具「不動王」!
不動王のここがスゴイ!3つのポイント
- ネジ・釘が一切不要! 強力な粘着テープで壁と家具を固定するだけ。DIYが苦手な私でも一瞬で設置完了。
- 見た目がスッキリ! よくある天井への「突っ張り棒」のように、部屋の景観を損なわず悪目立ちしない。
- 壁も家具も無傷! 賃貸住宅の人や、新築の綺麗な壁紙を絶対に守りたい人の最強の味方。
👇我が家のスタッキングシェルフの様子。〇の位置に不動王を装着している。

👇スタッキングシェルフのため、隙間からこの不動王のパーツが「チラッ」と覗いて見えているが、ご愛嬌。

我が家の巨大な棚を、しっかりホールドし、家族を守ってくれている。
そう思うと、そのチラ見えすら愛おしく思えるのである。
💡 【Tips】家具転倒防止は「命を守る」ための第一歩
ここで少しだけ、真面目な話をさせてほしい。
東京消防庁のデータによると、近年発生した地震による負傷者のうち、約30〜50%が「家具類の転倒・落下・移動」が原因だと言われている。
どれだけ立派な防災リュックを用意していても、家具の下敷きになってしまえば逃げることはできない。
備えあれば憂いなし。
まだ対策をしていない方は、この機会にぜひ一度、家の中を見渡してみてほしい。
📝 参考情報 家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック

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